陸前大塚駅

宮城県 JR仙石線
2012年12月18日 訪問。

解説

仙石線の海に面する駅である。
海に近い駅としてはかなり以前から認知しており、前々から訪問したいと考えていたが仙台周辺は計画の都合上アクセスが難しく今まで中々訪問の機会を得られずにいた。
そしてそうこうしてる間に2011年3月、東日本大震災の影響を受け仙石線のこの駅を含む区間は不通となってしまった。
筆者は真っ先にこの駅が思い浮かび、とても心配に思ったが調べてみると幸いにもこの駅は津波による被害は殆どなかったという。
完全に海に面しているにも関わらず被害が殆どなかったのは不思議だが、これはもう奇跡と言ってしまってもいいだろう。
その為、被災地を気がかりに思ったこともあり、遂にこの駅への訪問を決意したのである。

たしかに津波による被害はなかったようで、周辺の建物も無傷だった。
しかしこの途中駅は被害が深刻であり、被災から既に1年9ヶ月が過ぎていたにも関わらず未だに復興が進んでいない場所も多く、途中の代行バスからの景色は非常に残酷なものであった。
又、この駅も決して被害がなかった訳ではなく、ホームの所々で地割れのような裂け目がいくつか見られた。
更に海の水位がやたらと高く、恐らく地震の影響で地盤が緩んだのではないかと思われる。
このままでは駅は海に沈んでしまうのでは…そんな不安さえ感じてしまう程である。
仙石線は現在復旧が進んでおり、2015年度の運転再開を目標としているそうだ。
仙石線が復旧したら絶対にまた再訪しようと、そう強く誓った瞬間であった…。
駅入口。
駅名標。
ホーム。
駅から見える海景色。
ホームにはこのような裂け目がいくつか見られた。