(廃)押角駅

岩手県 JR岩泉線
2005年12月23日 訪問。

解説

※押角駅は2014年4月1日を持って廃止となりました。
このページは思い出話としてご覧になってください。

全国でも超一流の秘境駅として名高い駅である。
とてつもなく深い山中にあり、駅前には国道という道は一応あるものの非常に狭く、もはやそれは「酷道」である。
更にその国道へ向かうには川を渡る必要があるのだが、手すりが片方しかなく非常に危なっかしい。
かつてはスイッチバック駅だったようで、ホームから岩泉方面を見ると右側に線路跡が残っているのだが、冬の訪問の為線路は確認できない。
筆者は岩泉線が災害で不通になる前、まだ駆け出しだった頃にこの駅で下車経験がある。
下車時、そのあまりの凄まじい光景に思わず言葉を失ったことと、帰りの列車到着10分ぐらい前に突然吹雪き出して全身雪まみれの状態で乗車する羽目になったことは今でも鮮明に覚えている。

そんな駅だが災害で不通となり、2014年4月に廃止が決まってしまった為、3月に代行バスを使って見納めにやってきた。
しかし下車して唖然としてしまった。なんとホームへの道が除雪された雪で埋められてしまっている…。
それでも筆者は諦めず、その雪を無理矢理よじ登って乗り越えた。するとあの危険な橋が見えた。
ここも除雪されていなかったが幸い左側は雪がなかった為、手すりに捕まりながら慎重に渡る。
そしてようやくホームに到達。足跡がいくつもあり、同志の多さが伺える。
流石に線路は雪で埋もれてしまっていたが、それでもホームなどは昔のまま残っていて感動する。
また1つ貴重な駅が廃止されてしまうことは残念だが、最後の見納めが無事できたので十分満足であった。
ホーム。
駅名標。
駅前。一応この道は国道だがとても狭く、車も極稀にしか来ない。
対岸へ渡る橋。手すりが片方…でも高くはない。

2014年3月3日 再訪しました。

ホーム。流石に線路は雪で埋まっていた。
駅名標。思ったよりきれいに残っていた。
駅ノートを入れる箱があったが、中には何も入っていなかった。
駅の温度は-10℃、しかし殆ど寒くは感じなかった。
駅と国道を結ぶ橋。昔のまま残っていた。
橋からホームを見る。ここにも何故か雪が高く埋められていた。
高い雪の上から岩泉方面を望む。
駅入口。見ての通り完全に雪で塞がれている。
この雪を乗り越えた先に橋がある。
バス停周辺。ご丁寧にここだけ除雪されていた。