訪問の難しい駅

このページでは、日本全国に数ある駅の中で、普通列車でも停車が極めて少ない駅や、路線自体の本数が少ない駅を訪問する方法を考察しています。

注意点

・いわゆる「秘境駅」に関するページではありません。小和田駅や坪尻駅など、本数がそこそこある駅は載せていませんのでご了承ください。
・ダイヤ改正により掲載したダイヤと変わっていたり、運行不能になっている可能性があります。このページの情報を過信せず予め現在のダイヤを調べておくことを推奨します。
・鉄道以外の訪問手段として、車、バイク、タクシー等を利用しての訪問は一切考慮していません。徒歩、路線バスのみ考慮しています。
・臨時列車を前提とした訪問方法は一切考慮していません。毎日運転の列車のみを前提としています。臨時列車が多い場合は別に記載していますが時刻は載せていません。

JR石北本線 上川~遠軽~生田原間

ご存知、1日1往復しか列車のない上白滝駅を中心とした区間。
旧白滝駅、下白滝駅、生野駅の3駅に関しても、停車するのは上下合わせて僅か4本しかない。
その為、列車のみで全て訪れるというのはほぼ不可能に等しいと言っていいだろう。

ダイヤは、上白滝駅が下り7:04発、上り17:08発となっている。
この列車は、旧白滝駅、下白滝駅にも停車し、この2駅も下り列車はこの列車しか停車しない。
有効に活用したいところだが次に停車する上り列車は14時過ぎの為、有効利用は難しい。
幸いなのは、白滝駅と上白滝駅の間は3.3kmと駅間が比較的短めであること。
国道も近い為、歩いて訪問するという手段も十分考えられる。
白滝駅は特急も停車する為まだ現実的である。(一部通過なので注意)
下白滝駅、旧白滝駅、白滝駅も国道沿いでそこまで距離はない為徒歩での訪問も十分視野に入れられる。
ただし下白滝駅から丸瀬布駅は9.2kmある為難しい。

列車での訪問の場合は、遠軽13:28発白滝行きの利用が最も現実的な手段。
これを下白滝駅で下車し、旧白滝駅まで歩き、旧白滝駅16:53発旭川行に乗るとよい。
これを上白滝駅で下車すれば白滝駅まで歩くという手段もあるが、17時だと冬は撮影が既に難しい為考え物。
同様に、遠軽13:31発の普通列車が生野駅に最初に停車する下り普通列車となる。
元々普通列車自体も本数がかなり少ない為、十分注意して計画する必要がある。

又、生野駅の近くには「豊原54号」というバス停があり、北見バスという路線バスが走っている。
ただしこのバスも本数はとても少ないので、十分注意して計画する必要がある。
遠軽方面が7:53、11:48、16:03、18:12(休日運休)、生田原(キララン清里)方面が11:04、15:19、17:29(休日運休)に走っているようだ。
生野7:26着の上り列車を使い、7:53のバスを利用するのが現実的と思われるが、この列車は生田原駅始発で接続列車は無い。
あとは11時のバスを上手く活用するという手もあるだろう。

ちなみに上白滝駅7:04発の列車だが、この列車は18キッパーの難所である上川~白滝間を越せる数少ない列車である。
しかし上川駅6:16発であり、旭川方面からの接続も無い為非常に難しい。
どうしても利用したいなら上川駅で宿を取るのが最も良い選択肢ということになる。
上川駅周辺にはセイコーマートの隣にミニホテルくうねるたにぐちという宿があるのでそこをお勧めする。
この列車以外だと、下りは旭川15:05発、上川15:49発の「快速きたみ」という列車のみ。
上りも同様、遠軽10:18発、白滝10:57発の「快速きたみ」と下白滝、旧白滝に停車する遠軽16:12発、白滝17:02発の普通列車の2本のみである。
この上り普通と下り快速は下白滝駅で行き違いを行う為、旭川→白滝→上白滝という訪問方法も一応可能である。
あと、上白滝駅7:04発の列車で下車し白滝駅まで歩いた場合、白滝駅9:16発遠軽行普通列車があるので有用に思えるが、遠軽から先の普通列車は13:31まで皆無なので注意したい。
普通に計画するだけでも難しい区間なので、慎重に計画しよう。

JR山田線 大志田駅・浅岸駅

超一流の秘境駅の一角である大志田駅と浅岸駅。
12月~3月頃の冬季期間は列車が1本も停車しないという、事実上の臨時駅となる。
更に大志田駅に関しては、冬季以外でも夕方の1往復の列車が通過してしまう。
浅岸駅に至っては、以前は全ての普通列車が停車していたが、2015年のダイヤ改正よりとうとう朝夕の1往復のみの停車となってしまった。
これに加えて冬季は通過という扱いの為、今や日本一列車本数の少ない駅になったと言える。

まず注意すべき点として、朝の上り始発列車の時刻がとても早いことが挙げられる。
浅岸駅6:43発、大志田駅6:52発、上米内駅まできてやっと7時を過ぎる。
その為、冬季が近い時期は駅寝からの早朝撮影、といった芸当を行うことさえも難しい。
しかし朝の列車はその1本しか存在しない。これの後は、夕方まで一切停車しない。
唯一停車する下り列車も大志田19:31発、浅岸19:40発の為夏でも撮影はできない時間帯である。
大志田駅にのみ停車する上り列車は大志田20:09発。やはり駅寝でもしない限り有効活用はできない。
これらの理由により、列車だけでの訪問の場合、撮影を行うのはほぼ不可能と言っていい。

最も現実的なのは、下り列車で浅岸駅下車後駅寝を行い、朝の列車で大志田駅下車、そこから上米内駅まで歩くルート。
しかし大志田駅と上米内駅の間は9.3km。加えて道はかなり入り組んでいる為、恐らく実際は更に長い。
更に道中は携帯の電波が届き辛い。その為、歩いていく場合は相当な覚悟が必要と言える。
浅岸駅は待合室の駅寝環境は比較的良好だが、非常に狭く長椅子は横になれば1人分のスペースしかない為、1人旅前提となる。
更に携帯の電波が圏外になってしまう立地の為、やはりそれなりの覚悟を持つ必要がある。
こうでもしない限りこの駅に辿り着くことは不可能である。
ちなみに上米内駅からは7:48と8:30に折り返しの上り列車が設定されているが、この時間までに歩いて辿り着くのはどう考えても不可能。
盛岡駅へ戻るなら、素直に11:25の快速リアスを待つのが無難。

山田線はこの2駅に限らず、列車本数の極めて少ない区間が多く存在する。
区界~川内間にある松草駅、平津戸駅の2つもそうで、停車する列車は僅か5本しか設定されていない。
盛岡~上米内間ですら、朝夕の折り返し列車以外はほぼ皆無で、その折り返し列車も休日運休が多い。
川内~宮古間も折り返し列車のおかげで多少は現実的になるが、それでも6~8往復以下という少なさである。
ただ、区界駅から先であれば「106急行バス」という、とても充実した路線バスが走っている。
1時間に1本以上は走っているので、松草駅・平津戸駅に関してはこれを利用するのが無難と思われる。
松草駅はバス停から結構距離があるが、平津戸駅は比較的近い。
これを上手く利用すれば、区界駅以降に関してはかなり楽になるだろう。

JR日豊本線 佐伯~延岡間

1日に3往復しか普通列車が通っていないという、18キッパー泣かせの区間として有名な難所。
特急列車は1時間に1本程度の間隔で走っている為、単純に通過するだけなら特急に妥協する人も多いだろう。
しかし途中駅での下車を考えると、途端に難易度が跳ね上がる区間である。
途中には秘境駅として有名な宗太郎駅の他、魅力的な駅が多い為是非下車したいところ。
宮崎方面の市棚~延岡間は朝に折り返しの列車が1往復設定されており4往復に増える。

この区間は駅間が比較的長く、3往復の列車は単純な折り返しではなく、全て途中で交換する形となっている。
この形が駅巡りを難しくさせる原因となっている。
特に2往復の列車が交換を行う重岡駅はかなり難しい難所。
朝の1往復の列車は重岡駅で1分の待ち合わせであっけなく行き違ってしまう為非常に辛い。
訪問する場合は夕方の17時の列車を利用することになるが、その場合延岡方面からのアクセスがほぼ必須となる。
こうすれば重岡17:30着から17:51発で辛うじて訪問できる。
佐伯側からアクセスした場合はこの行き違いを利用できない為、2時間以上待って最終を待つしかない。
それ以外だともはや駅寝以外他にないだろう。駅寝の場合できれば延岡方面に行きたいところ。

しかし救いなのが、この区間は特急列車との行き違い等の為、数分停車してくれることが結構あるということ。
佐伯6:20発下り列車は、市棚駅で4分、北川駅で7分停車。
佐伯17:14発下り列車は、直見駅で3分、宗太郎駅で10分停車。
佐伯19:33発下り列車は、上岡駅で3分、重岡駅で24分、市棚駅で3分停車するが夜なので厳しいか。
延岡6:11発上り列車は、上岡駅で3分停車。
延岡7:51発上り市棚行列車は、日向長井駅で3分停車。折り返しの下りは残念ながら停車なし。市棚駅折り返しは22分。
延岡16:49発上り列車は、宗太郎駅で3分、重岡駅で5分停車。
延岡19:30発上り列車は、市棚駅で4分停車するがやはり夜なので厳しいか。
特に宗太郎駅に17:59~18:09の10分間停車する佐伯17:14発の下り列車は利用する価値がある。
停車中の撮影程度で十分というなら利用してみる価値はあるだろう。
ただしこの時刻は年々ダイヤ改正により変化が激しいので、この情報を過信せずよく調べておくこと。

又、もし駅寝をしての訪問を視野に入れたとしても、この区間は駅寝の難しい駅が多い。
木造駅舎が唯一生き残った上岡駅も、入口部分が締められない為覚悟が必要。
一応横になれるベンチ程度なら大体の駅にあるので不可能ではないが、上級者向けである。
もしやるのであれば、大分側は直見駅で実行すれば、下り始発で直川駅下車後、続く上り列車を上岡駅で下車し、佐伯駅まで徒歩という手段がある。
宮崎側はどの駅でもよいが、筆者は市棚駅で行ったことがある。
宮崎側には市棚駅折り返しの朝の列車がある為、駅寝を行えばその恩恵を強く受けられる。
まず最初の上り列車で宗太郎駅下車後、下り列車で日向長井駅、上り列車で北川駅、最後の下りで北延岡駅下車後、延岡駅まで歩く。
ただし直見駅、市棚駅共に簡素な待合室しかない為、悪天候だと悪夢を見ることになる。

JR札沼線 浦臼~新十津川間

北海道医療大学から先の非電化区間に当たる。
途中の浦臼駅まではそこそこ本数があるが、浦臼駅から先は僅か3往復しか走っていない。
途中には於札内駅、南下徳富駅といった秘境駅が存在する。鶴沼駅、下徳富駅も十分下車する価値がある。

しかし幸いなのが、うち2本が日中に集中しているということ。
札幌駅からのアクセスでも、札幌6:59発→石狩当別7:38着→7:45発新十津川行、で余裕で間に合う。
又、非電化区間の列車交換駅は石狩月形駅のみである為、単純な折り返し運行の為計画は比較的立てやすい。
例えば、石狩当別7:45発→新十津川9:28着→9:41発→於札内9:54着→12:23発→南下徳富12:26着→13:09発→石狩当別14:21着、など。
あと、この区間は函館本線が近くに走っている為それも利用できる。
特に新十津川駅と滝川駅は4km程度の距離であることは有名で、路線バスも走っている。
流石に歩ける距離ではないが、浦臼駅と奈井江駅、下徳富駅と砂川駅もまぁまぁ近い。

JR羽越本線 女鹿駅・折渡駅・桂根駅

まずはそれぞれの駅に停車する列車の時刻から。
女鹿駅:下り13:03、16:59、18:12、19:18、上り6:09、7:08の計6本。
折渡駅:下り6:50、7:55、10:54、14:00、19:02、上り7:29、12:43、17:18の計8本。
桂根駅:下り7:12、7:40、18:08、上り7:04、16:56、17:53、19:07の計7本。
停車する列車も時間帯もバラバラの為、3駅全てで降りるのは非常に難しい。

折渡駅で駅寝をすれば、6:50発の始発が桂根に7:12に停車し、7:40の下り列車で脱出可能。
冬でなければ、女鹿駅16:59と18:12の列車を利用して訪問後、折渡19:02の最終列車としても利用できて効率が良い。
駅寝を避けたい場合は、女鹿駅に朝停車する2本の上り列車を利用するのが無難だろう。
ただし6:09の列車は羽後本荘始発の為、利用する場合は小砂川~羽後本荘間で宿を取る必要がある。
この場合一旦酒田駅まで戻り、酒田9:40発の列車に乗れば折渡に10:54に停車する。
そこから12:43の列車で一旦羽後本荘などに戻るか14:00まで待ち、秋田まで向かう。
その後16:44発の上り列車を使えば桂根に16:56到着となり、17:53の列車で脱出できる。

尚、この駅は停車する列車が年々変わっているようで、以前は折渡駅の停車は10本あった。
反対に女鹿駅は下りの停車が1本減っていたことがあったので、計画の際は要注意。

JR宗谷本線 糠南駅・安牛駅・南幌延駅・上幌延駅

普通列車が快速並に容赦なく駅をすっ飛ばしていくことに定評のある宗谷本線。
中でもこの4駅に関しては停車が上下合わせて5~6本しかなく、難攻不落の駅である。
糠南駅:下り7:13、14:45、18:48、上り7:29、16:15の計5本。
安牛駅:下り7:29、15:02、19:05、上り7:17、16:02、18:52の計6本。
南幌延駅:下り7:32、15:05、17:33、上り7:14、15:59、18:49の計6本。
上幌延駅:下り7:37、15:09、上り7:09、15:55、18:44の計5本。
停車する列車は似てはいるが大分違いがある。
糠南駅のみ通過だったり、南幌延駅のみ停車だったり、南幌延駅と上幌延駅が通過だったりする。

朝7時の列車は、糠南駅と安牛駅の間にある雄信内駅で行き違いを行う。
これで糠南駅で下車する場合、音威子府駅始発であることを念頭に入れておく必要がある。
安牛~上幌延側であれば稚内駅始発なので、幌延以降のどの駅からでもアクセス可能。
上幌延駅で駅寝をすれば、併せて南幌延駅、安牛駅どちらか一方で下車できる。
それ以外だと14~15時台の下り名寄発稚内行、15~16時台の上り稚内発旭川行を利用するのが最も現実的。
18~19時まで待つ覚悟ができるなら2駅下車も可能。ただ16時だと冬は既に撮影が厳しい。

ちなみに14~15時台の名寄発稚内行は、名寄~稚内間の全ての駅に停車する。
15~16時台の稚内発旭川行も名寄までは全ての駅に停車し、その後も通過駅は北剣淵駅、南比布駅の2駅のみ。
7時台の下り音威子府発稚内行は下沼駅のみ通過、7時台の上り稚内発名寄行は初野駅のみ通過。
宗谷本線はこれらの駅に限らず、普通と快速の見分けがつかないレベルで容赦なく駅を通過しまくる為、無人駅で下車する際は慎重に計画を立てなくてはならない。
普通列車自体も5~6往復とあまり多くない為、駅間歩きが恩恵を受ける場面は少ないと思われる。

JR宗谷本線 東六線駅・北剣淵駅

上と同じ宗谷本線だが、スタイルが大きく異なる旭川~名寄間の駅である為別に掲載。
東六線駅:下り7:01、9:04、15:21、17:39、上り7:12、11:48、17:28、19:20の計8本。
北剣淵駅:下り7:12、9:16、15:32、17:50、上り7:00、11:37、17:17の計7本。
先程紹介した、稚内14:12発旭川行が北剣淵駅を通過する以外、停車する列車は同じ。
どちらの駅も待合室が古い為、駅寝での訪問は夏季でもない限りお勧めできない。

1番安定するのは、7時の列車で東六線駅下車、9時の下り列車で北剣淵駅下車、11時の上り列車で脱出。
旭川方面、名寄方面どちらからでもアクセス可能なので選択肢は割と多くある。
15時台の列車はやや厳しい為、この列車を利用するのが最も無難だと思われる。

ちなみにその他の駅は、下りは7・9時の列車は北永山駅と南比布駅が通過。
上りは19時の列車以外は全ての駅に停車する。
逆に言えば、この2駅を基準に他の駅の訪問計画を立てれば比較的安定した計画が立てられる。
本数自体は名寄から先に比べれば、2時間に1本程度とかなり多いので、計画自体はそれ程苦労しないだろう。

JR釧網本線 南斜里駅

停車する列車は、下り7:35、15:23、17:38、19:23、上り7:17、16:19の計6本。
それ以外の普通列車は全て通過という非常に過酷な駅である。

まず考え付くのが、7時の上下列車を組み合わせての訪問方法。
しかし上り7:17の列車は緑駅始発で、間には2駅しかない為訪問方法はかなり限定的。
あとは15:23発の列車でないと、冬季であればもう暗くなる時間帯になってしまう。
一応16:19に上り列車があるので、これが最も現実的な訪問方法と言うしかない。

ただ幸いなのが、隣の中斜里駅から2.2kmとかなり近く、徒歩での訪問も比較的容易である事。
更に斜里バスという路線バスも走っており、西2線という停留所から歩いて訪問することもできる。
バスの時刻は残念ながら不明だが、鉄道よりは多いと思われる。
これらを駆使していけば、まだまだ現実的な訪問方法は模索可能である。

JR根室本線 羽帯駅・稲士別駅・古瀬駅

恐らく根室本線の釧路までの区間の中では、この3駅が最も苦戦する駅となるだろう。
いずれもレベルの高い秘境駅で、特に古瀬駅は超一流クラスなので是非下車したいところ。
停車する列車は以下の通り。
羽帯駅:下り6:47、12:03、13:27、16:57、上り7:28、8:09、14:31、16:50、18:39の計9本。
稲士別駅:下り14:11、14:46、16:27、17:29、18:12、上り7:17、8:28、18:27の計8本。
古瀬駅:下り6:50、7:44、15:04、17:08、上り14:30、16:15、18:18の計7本。

まず羽帯駅。始発である6:47の列車は新得発池田行の為、訪問はかなり限定的。
7:28、8:09発の上り列車はどちらも池田駅始発なのでこちらを利用するのが最も現実的だろう。
他の2駅と違い駅寝環境は優秀なので、いっそ駅寝も手。
日中にもそこそこ停車がある為、この駅は差ほど苦労しないだろう。

続いて稲士別駅。8:28の上り列車は釧路始発だが、7:17は池田始発の為選択肢は限られる。
14時に2本停車する下り列車を利用するのが最も楽。
14:11発の列車は帯広始発ではあるが、帯広までのアクセスなら差ほど苦労しないはずだ。
又、帯広駅から僅か2駅という恵まれた立地でもある為、鉄道以外の手段も利用する余地があるかもしれない。

最後に古瀬駅。6:50発の列車は厚内始発の為、やはり利用するのは難しい。
やはり14:30の上り列車を利用するのが1番楽だろう。
他の2駅との違いは、列車交換駅で停車時間のある列車が僅かに存在する点か。
一応6:50発の列車が4分、18:18発の列車が6分停車するが、どちらも有効利用は難しいだろう。
他の路線に比べれば北海道の中ではまだ楽なほうなので、上手く計画を立てよう。

JR室蘭本線 小幌駅

ご存知、日本一の秘境駅。是非下車したいが列車本数もそれ相応の少なさである。
徒歩などの連絡手段も皆無である為、きっちり計画を立てたうえでの鉄道での訪問が必須となる。
とはいえ、これまで紹介してきた駅に比べればまだマシなほう。

停車する列車は、下り9:16、15:40、17:55、上り7:14、8:33、11:35、15:12、19:12の計8本。
8:33の上り列車なら、苫小牧駅からアクセスできるうえに帰りの下り列車のタイミングも良好。
7:14の上り列車も東室蘭駅からアクセスできるので選択肢は割と豊富にある。
長万部方面からのアクセスなら9:16の下り、11:35の上りを利用すれば問題ない。
15時台には2本列車が来るので滞在時間を最小限にできる。

JR留萌本線 北秩父別駅

停車する列車は、下り16:23、18:24、上り6:31、7:33、10:14、17:05の計6本。
とにかく通過が多い為、訪問の難しい駅に当たる。

夕方の列車は冬季だと既に真っ暗な時間帯の為、利用するなら朝の列車が望ましい。
しかし6:31の列車は留萌始発であり、留萌~峠下間の3駅は通過という変則的なダイヤをしている。
7:33の列車は増毛始発で全ての駅に停車する為、一応選択肢を広げることはできる。
とはいえ下りが停車しないのはやはり辛いところ。峠下駅などでの駅寝も視野に入れたい。
ただ、隣の秩父別駅からは2.4kmと近く、石狩沼田駅からも3.2kmしか離れていないので徒歩で訪問することは十分可能である。
どうしても計画を合わせるのが難しい場合は徒歩も視野に入れて考えたほうがいいかもしれない。

留萌本線は普通列車でも一部通過のものが多く、深川~留萌間で全ての列車が停車するのは石狩沼田駅と峠下駅のみ。
その分魅力的な駅も多いので、上手く計画を立てたいところである。

JR芸備線 東城~備後落合間

芸備線の新見~備後落合間に当たり、東城駅で半数の列車が折り返してしまい、この区間は3往復のみの運行となる。
東城5:46発の備後落合行は快速列車だが、東城~備後落合間は各駅に停車する。
東城発備後落合行は、5:46、13:36、19:02の計3本。
備後落合発新見行は、6:41、14:34、20:10の計3本。
単純な折り返しではあるものの、時間帯がバラバラなので上手く利用しないといけない。

駅寝前提の場合、小奴可駅は有人駅なので基本的に避けたいところ。
内名駅は待合室の一部が締切できない為覚悟が必要。備後八幡駅なら比較的安全。
これらの駅で駅寝後、道後山までのどこかの駅で下車し折り返すのが朝の基本となる。
日中の列車を利用する場合も、新見方面からどこか1駅で下車して折り返すのが基本。
駅間はどこも長めの為、徒歩で訪問数を増やすのは難しい。

JR木次線 出雲横田~備後落合間

出雲横田発備後落合行は、8:06、13:07、16:01の計3本。
備後落合発出雲横田方面の列車は、9:25、14:44、17:35の計3本。
出雲坂根駅ではスイッチバックの為、3~5分程度の停車時間が必ず設けられる。
単純な折り返しである為訪問は楽なほうだが、計画的に行かないと詰む区間である。

まず、出雲横田8:06発の列車は木次駅始発である点に注意。宍道駅からではアクセスできない。
利用する際は駅寝か宿が必須となるが、幸いこの区間は駅寝できる駅が多いので差ほど苦労しないだろう。
出雲横田13:07発の列車から折り返し利用すれば、最低3駅は下車できるので最も効率が良い。
木次線は木次~出雲横田間も魅力的な駅ばかりの為、併せて上手く計画したいところ。
あと、冬季以外であれば「奥出雲おろち号」という全車指定の臨時普通列車が週末に走っているので是非利用したい。

JR三江線 長谷駅

三江線自体が1日5往復、浜原~口羽間に至っては4往復しか走っていない難攻不落の路線。
それに加えて普通列車の半数が通過してしまうというとんでもない駅がこの長谷駅。
この路線で駅巡りをする人にとっては避けては通れない難題である。
1日5往復と聞くとそこそこ多いようにも思えるが、宗谷本線のように区間が非常に長い為、駅巡りをする人にとっては大きな受難となるのである。

停車列車は、下り7:21、9:06、上り14:31、17:10、19:40の計5本。
下り列車2本を利用して下車するのが最も楽だと思われる。
7:21の列車は浜原始発ではあるが、駅寝前提なら途中駅は駅寝環境の良い駅が豊富なのでそれ程苦労はしない。
というより沿線は宿どころか民家自体が僅かなので、正直駅寝を推奨せざるを得ない。
又、隣駅である船佐駅からは2.2km、粟屋駅も2.5kmしか離れていない為徒歩での訪問も十分考えられる。
実際駅ノートを見ると、片道が徒歩という人は非常に多かったようだ。

JR磐越西線 会津若松~塩川~喜多方間

堂島駅、笈川駅、姥堂駅、会津豊川駅の4駅が該当する。
本数自体は1日5往復と、それ程までに少ないわけではない。
しかし普通列車の通過数が半端なく、計画を立てようとすると間違いなく挫折するであろう区間。
その為、本数は割と多くはあるが掲載することとした。

会津若松発下りが、6:50、7:33、9:53、16:42、19:41の計5本。
喜多方発上りが、6:54、7:34、12:35、15:52、18:34の計5本。
停車する列車は全て同じの為、それぞれ手前である会津若松駅・喜多方駅の時刻で掲載。
逆に言えばこれら以外の列車は全て通過する。

まず注意したいのが、朝2往復の列車は両方とも間の塩川駅で列車交換を行う点。
日豊本線と同じ原理で、これにより選択肢が大きく縮小されてしまう。
駅寝をすれば選択肢が広がりそうにも思えるが、この原理のせいで実際はそうはいかない。
ただ、いずれの駅も待合室の駅寝環境は良好。可能なら是非検討したい。
笈川7:00発→姥堂7:08着→7:40発→堂島7:55着→9:59発→会津豊川10:15着→12:39発→会津若松13:02着、で恐らく最も無駄なく全ての駅で下車できる。
会津若松駅又は喜多方駅近くで宿を取っても似たような計画は一応組めるが、駅滞在時間が大幅に減ってしまう。